聞くことの大切さ
最近、自分の営業スタイルが大きく変わった。
元々そんなにちゃんとしたものはなかったから、やっと形になってきたというべきだろうか。
以前の企画書をしっかり作ってそれにそったプレゼンはなく、
聞くことに徹している。
相手の方が何を欲していて、何に不満を感じているか。
それを聞いたあと、こちらの考えや提供できるものをお話しする。
お客さんの聞いてくれる姿勢の違いに驚く。
「さ~提案が始まったぞ」と身構えられることもなく、むしろ、「これだけ自分が話ししたんだから、今度はそっち(私)の話しも聞かないとな」と、話をしっかりと理解してくれようとしている気がする。
先日まで仕事の話しが終わったら沈黙して「じゃ、そろそろ・・・」と帰っていた営業先の方が、今日は違う。
仕事の話はもちろん、趣味の話、結婚の話、学生時代の話、色々出てきた。
こんなに話しが好きで、こんなに陽気な人だったんだなぁと驚いたのと同時に、距離が近くなったのがわかり嬉しかった。
営業は、いかに「流れるように話しをできるか」ではなく、いかに「お客さんとの距離を短い時間で縮められるか」が重要であることがわかった。
お客さんが気に入ってくれているなら、プレゼンもきっとうまくいくだろうし、だめでもまた気持ちよく聞いてくれる。
<余談>
友人がブログで、「プレゼン」をテーマにして文章を書いていたので、自分にとってのそれを書いてみました。人それぞれ自分のスタイルがあってしかるべきだと思うので共感するところ、共感できないところがあると思いますが、少しでも参考になれば幸いです。